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十三夜のイントロ

開く扉がある、ということは、閉ざされる扉もある、ということ。
本日もお目通し下さり誠に有り難うございます。京(みやこ)の呪術師・西陣の拝み屋惠御子(えみこ)です。本日10/28(土)はご予約満了、明日10/29(日)は神事参加のため休業させて頂きます。週明け10/30(月)はオンラインにてご予約承ります。21:00~満月瞑想会、残席わずかにございます。
予約は申請承認制です、ご予約時間までに予約承認と事前決済をお済ませの方のみご予約確定となりますのでお気をつけ下さい。お急ぎの場合や当日直前のご予約は直接お電話にてお問い合わせ下さい、よろしくお願い致します。ご予約はフォームより承ります。フォーム予約がよく判らない場合は公式LINE、またはお問い合わせフォームをご利用ください。

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○10/28(土)の更新記事はこちら

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昨日は十三夜でしたね。京都は午後から雷雨が激しく降り空が露払いされたおかげでとても綺麗な月が見られました。月の隣で光り輝く星があって、あれは金星かな、木星かな、と話しながら眺めていました。そして昨日は10年前に文章講座の生徒さんからご主人の訃報を聴いた日、急性白血病でした。命日の25日あたりから不可思議な流れがあり、その意味がわかったので生徒さんにお電話し、しばしお話。「霊って」という言葉を生徒さんがおっしゃられたので、あぁ正解なのだな、と思いました。明日はいよいよ牡牛座満月、きっと昨日あたりからもうすでにイントロダクションが始まっているのでしょうね。

○開く扉と閉じる扉○

明日の満月は部分月食を連れてくるので、乱暴な言い方をすると扉が開くタイミングです。その一方で見落としがちなのが、開くと言うことは閉じるところがあるわけで、その際に閉じていい扉と閉じては困る扉の精査をしておく必要がある、ということ。そして、開く扉にも「こじ開ける」という感覚が必要になってくるものがある、ということをしっかりと認識しておきましょう。

満月の残り時間はあと1日(というか明日の午前5時台の誕生のためもう24時間ないけれど)、これを「もう24時間ない」と取るか、「まだ24時間近くある」と取るかによって世界線は大きく道を違えるのです。猪木的にいうなら、戦う前に負けることを考える馬鹿はいない。

実は昨日の夜、とある呪いの作用と思われる過呼吸に襲われ、息の仕方が判らなくなりました笑。いや、本気の呪いって凄いなって思った、同時にあぁこうやって呪いの末に人が死んでいくのか、と思いました。もうね、何も考えられなくなるのです。ひたすらパニック状態が続いている、はじめての体験でした。幸い脱却することができましたが、呪いで死ぬ人の過程を体験し、見えたもの、思うことがありました。でもこれはまだ終わりじゃなく、始まりで。呪いが成就しなかった場合相手に戻ります、その戻った先がどうなるかまでを見て、初めて経験として成立する。どう戻り、そこで何が起こるのか、そしてどんな風に戻っていくのか、それをこれから観察する。それはある意味えみこにとって「開かれてしまった扉」とも言えるのかも知れません。

○「閉ざされる扉」の存在を忘れないこと○

えみこはゲート論信者なので、扉というもので人生や世の中を見ています。開く扉、閉じる扉、こじ開ける扉、いろいろな扉がありますが、中でも案外見落とされがちなのが「閉ざされる扉」。これは外因(自分以外の外部の影響)によって強制的にねじ曲げれた世界線のことをいいます。えみこの事例で言うと、京都だけで活動していく、という世界線は閉ざされました。その原因の一端には京都という土地柄と、えみこにそこの遺伝子が1滴も入っていない、ということが原因らしい、というのが自己分析。(別に関西をDisろうとか思ったことはない、湘南は容赦なくDisるけど苦笑)閉ざされてしまったゲートについて、この街で教わったのは「念ずれば花開く」という感性。つまり思い故に扉を叩き続ければいつかは開く、その教えです。そしてその教えに則って移住前から数えたら8年近く扉を叩き続けてきた先にあるのがいまの人生、ということになる。

しかし、この先扉が開かれるまで叩き続けることは、えみこの性に合わない。そんなことを思ったのは、今年のライオンズゲートを過ぎたあたりからでした。元来「たのもーーーーーーー!!」と扉を破り続けてきたえみこ。移住するとき、京都人の方に言われた「人間諦めも肝心」という教え(それがイケズだったかどうかは知らない、親切だといまでも信じています)でいうなら、5年で芽が出ないことは方向性を変える、がえみこ流。そして京都での時間はその5年をすでに使い切ってしまったのです。同じ時期、遠隔介護の流れの中から再び開いた神奈川でのゲート。かつて知ったるなんとやら、血統がものを言う世界があるなら、血統の証明が出来る街へ戻ればいいのでは?それが、この数日間降りてきていた言葉でした。

「往来なんて始めたら、もう京都の扉は閉ざされてしまうかもしれんよ」
そんな声が聞えないわけではない。
「また根無し草に戻るの?」
そんな声が脳内で響かないわけではない、そのたびに、それだけそんな言葉を聞いてきたのだな、と振り返る。
でも。命がけで京都の扉をこじ開ける、は1回やったしな。その結果手にできた素晴らしいものたちがある、それはわたしの宝物。だからこそ、思う。同じことを二度する、は、えみこの性に合わん。開けてくれた扉の中で咲こうとするのもまた、えみこの性分の一つやねん。

明日の満月、月の向こうからやってくるのは、誰やろうなぁ。先日の新月で一度対面してるけど、本当にそれでいいのか、確かめたろうと思てます。

本日の課題
・あなたは、満月の月蝕で何が開き、何が閉じると思いますか?
・閉ざされたら困る扉は、どこですか?

 

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